すそわきがの手術には、大きく分けて切開する方法と切開しない方法があります。切開する方法の中には、皮下組織削除法と超音波吸引法があります。
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切開する方法

皮下組織削除法
皮下組織削除法はわきがでよく使われ、すそわきがではあまり推奨されないですが、皮膚を数センチ切り、臭いの元のアポクリン腺を取り除く方法です。皮膚を切るのでそこが傷痕として残るのと、術後1週間は圧迫固定する必要があるのが難点です。また、医師が目で見て取り除くため、全てを取り除くことは不可能で、臭いが残る場合があります。
 
超音波吸引法
超音波吸引法は、小さな5ミリほどの穴を2、3ヶ所開け、そこから超音波メスを入れ、超音波をあてる方法です。超音波の振動によりアポクリン腺が選択的に破壊されます。超音波メスは、超音波による熱を和らげるために冷却水が出るようになっており、破壊した組織をその水ごと吸引し除去します。
 
 

切開しない方法

切開しない方法には、ボトックス注射、電気凝固治療法、ビューホット法があります。

ボトックス注射・・薬剤を陰毛の生えている部分やその周辺に注射することで、アポクリン腺からの汗を抑えるという方法です。注射で手軽にできますが、約6ヶ月間しか効果が続かないため、臭いが気になり始めたら再度注射をする必要があります。
 
電気凝固治療法・・局部麻酔をした後、陰毛の毛根に針を刺して電気を流す方法です。電気によりアポクリン腺が破壊され、臭いが抑えられます。3ヶ月おきに2回程度受けないと効果が現れないことが難点ですが、現れ始めたらその効果は半永久的に続くので、すそわきがに有効です。
 
ビューホット法・・2014年8月から国内で開始された治療法です。高周波を用いてアポクリン腺を破壊することで、汗と臭いを抑えます。治療直後は、皮膚が少し膨らみ赤くなりますが、切開をしないため傷痕が残りません。短時間で治療が終わり、治療後に固定するなどの制限もなく、飲酒や運動もできます。更に1回で治療が完了するのも利点です。"